“Not Dead Yet”久しぶりに映画館に行ってきた。 “Jason Becker:Not Dead Yet” を観る為に。作曲・ギター演奏それぞれに於ける音楽的資質で素晴らしい活動を始めていた矢先、“ALS”(筋萎縮性側索硬化症)という、知性・記憶・五感等には何の異常もない中、脳や神経からの命令が筋肉に伝わらなくなる(簡単に言うと、頭・心はそのままで体だけが動かなくなっていく)という難病になったジェイソンのドキュメンタリー映画。ジェイソンの音楽は彼が病気になる前から心打たれていて、一方、ALSは業務上(2014年当時)日常的に接する病気だった。(業務上の関係者にジェイソンのCDを渡したことも・・・職業倫理上NGだけど:汗) ジェイソン...04Jan2015monologue
夕焼けにみたもの私が学生の時からは想像できなかったような、バンドの再結成・来日公演が続いている。 ・・・しかし、時は無情なり、か、私は 興味のある件はなるべく聴きに行っているが、歴史的価値はあれども、音楽的価値は?マーク、 という感想を抱いてしまうものが多い。 そんな中、昨年(2014)のタイ・フォンの初来日公演は、私個人の感性の潮流を辿るような、 (つまり、あくまで私的な志向性の話だが)とても感慨深いものだった。私が音楽を聴き出した時代は、LPからCDの移行期。現役のバンドと同時に、60~70年代の名盤復刻も始まった。ある程度音楽を聴き込むと、自分の好みが分かってくる。「欧州叙情派」(?)というキーワードが...03Jan2015monologue